私が地域活動で所属している団体「ACT八王子たすけあいワーカーズ バードハウス」では、昨年10月からヤングケアラー支援を始めました。
ACT八王子たすけあいワーカーズ バードハウス
https://act-hachioji-birdhouse.jimdosite.com/
最初は、家事支援(自宅で調理、掃除の支援)サービスの予定でしたが、いろいろな事情により自宅に入ることは難しく、まずは子どもたちに栄養があるものを食べさせたいということで「手作りお弁当&配達」から始まりました。
こちらは業務委託になりますが、食材は予算外・・・ということでしたが、お料理で地域の役に立てるのであれば・・・ということで引き受けました。
いろいろと思うこともあり、備忘録のためにこのブログに書き留めます。
- 八王子市では昨年2023年ごろから急激に「ヤングケアラー」の情報発信が増えたように思う。肌感覚で増えてきたんだろう
- 八王子市は、広域&人口も多く行政としての細かい支援はできず、現在は「こども家庭支援センター」が窓口になっている感じ
- また上記の理由で、各地域にある「はちまるサポート」というのが地域の相談窓口になっている
- 高齢者向けは「高齢者あんしん相談センター」がある
- こども支援は「八王子市子育て応援サイト」がある/子育てや家庭の相談
- 高尾に事務所があるので、その近くのはちまるサポートに問い合わせしてみるが「ヤングケアラー」向けの講座というのは今の段階ではないが、潜在的にそういう子どもたちは存在すると思う、とのこと
- 日本全国こども食堂は、2022年度 9,131箇所(公立中学校数とほぼ同数)あり、それなのに抜本的な対策をしない今の💩日本政府。
- いわゆる「8050問題」の次の世代「704010問題」が増えてきた。祖母祖父の介護を孫が介護する(親は何らかの理由によってケアができない状況)こどもが小さいうちは純粋に介護の手伝いをしていてもある程度年齢がいくと「なぜ自分だけこんな目に合うのか」と親への怒り、恨みが虐待に変わるケースがある
- 介護者のこどもたちは、精神疾患が多い
- 部屋を片付ける、規則正しい生活を送るなどをしてこなかったため、ゴミ屋敷が多い
- 特に母親が不在の場合は、近所や社会とのコミュニケーションの取り方、ゴミ出しルール、規則正しい生活などを知らずに 10代を過ごしてる
- 10代のうちに引きこもりから脱却できないと半永久的に支援を受けることになる(支援を受けることが悪いのではなく、支援に依存して社会とのかかわりができない、人生の選択肢がないままでいいのだろうか)
- ヤングケアラー支援とは、、、1世帯ごとにまったく家庭環境が違うので、支援は様々なケースで対応していかなければならない
- 健康体であればいくらでも何とかなるので支援する側は「餌をあげるのではなく、魚の釣り方を教える(たとえ話)」支援が大事
- 生きるすべを知らない人は生きる力が弱く、怒りなどの感情を 力の弱い人間にあたってしまう。だから「生きる力」を身に着けることによって家族を守る側に変われたらいいなと思う
- 家族同士(当事者同士)のコミュニケーションは難しく、他人が間に入ることで空気が変わる
- 手作りの料理は、体や精神状態を安定させる。美味しい食事は幸せを感じられる最強のツールだと思う
- 釣りのやり方の以前に「釣りというのがあるよ」など、いろんな選択肢(可能性)があるんだよっていうことを教えてあげたい・・・
・・・・ざっくり今感じたこと
そして今年度だけではなく、また来年度も継続して支援ができるように助成金情報を集めよう・・・
www.city.hachioji.tokyo.jp
www.townnews.co.jp
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